世界に向けたオンライン授業の募集について
世界に向けたオンライン授業の募集について
本学では2015年10月より、MITとハーバード大が共同設立したedXからオンライン授業(MOOC)を配信しています。2000万人の受講登録者がいるedXにて、世界の有力大学と並んでMOOCを配信することは、本学教員の研究、教育を広く世界に向けて発信し、認知度をさらに高めるよい機会であると考えています。この度、本学から発信するMOOCの開発について、自薦他薦を問わず公募することといたしました。あわせて、学内授業で利用するオンライン教材(SPOC)開発とMOOC及びSPOC受講データを活用したオンライン教育研究についても下記のように募集いたします。
1. 募集内容
a. オンライン授業(MOOC)開発
世界に向けて配信するMOOC開発を希望する教員を募集します。コンテンツ開発(コース設計、教材開発[講義資料・課題作成])は応募者が実施し、教育革新センターが映像講義の撮影、編集作業を行います。また、翻訳・校正、イラスト・図表の書き起こし等の外部委託費(上限200万円)は教育革新センターで負担します。MOOC開発の具体的な流れは別紙(※)を参考ください。なお募集は4週間以上の英語でのオンライン授業(各週:講義10分間x6本程度、クイズ等の課題で構成)とし、開発決定後、1年以内にMOOCを開発、公開できることを前提とします。
b. 学内向けオンライン授業(SPOC)開発
全学など共通利用するオンライン授業開発を希望する教員を募集します。コンテンツ開発(コース設計、教材開発[講義資料・課題作成])は応募者が実施し、教育革新センターで映像講義の撮影、簡易編集作業、また必要に応じて翻訳・校正、イラスト・図表の書き起こし等の作業は外部委託します(委託費用は教育革新センターが負担)。日本語もしくは英語でのオンライン授業を対象とします。
例:全学向け技術者倫理、情報倫理等
c. MOOC 研究協力教員
学習ログ分析、教材設計MOOC 及び SPOC 運営に関わる研究など、協力教員として教育革新センターと共同で研究を担当する教員を募集します。なお、本研究に関わる教育革新センターからの研究費提供はございません。
(参考)edXにおける学習ログについて
2. 応募資格
本学の常勤教員、もしくは常勤教員を含む教員によるグループ(自薦他薦は問いません)
3. 応募方法
応募を希望される方は、応募フォーマットにご記入のうえ、教育革新センターオンライン教育部門(oedo@citl.titech.ac.jp)までメールでお送りください。また、応募フォーマットの記入方法など、ご不明な点がありましたらオンライン教育開発室までご連絡ください。
4. 審査方法
応募の内容を元に、教育革新センター定例会議の下に設置された選考チームにおいて審査を行い、開発するオンライン授業(MOOC)、MOOCおよびSPOC研究プロジェクトを決定します。
5. 審査基準
a. オンライン授業(MOOC)開発
・MOOCとして内容がまとまっているか。
・決定後、1年以内に開発および公開ができるか。
b. 学内向けオンライン授業教材(SPOC)開発
・本学授業のオンライン教材として、有用性が期待される内容となっているか。
・本学授業のオンライン教材として、全学への波及効果が認められる内容となっているか。
c. MOOC及びSPOC研究
・オンライン授業の発展に寄与する研究となっているか。
・新規性に富む研究内容となっているか。
6. スケジュール
応募後、3ヶ月を目処に応募者へ採否をご連絡します。
審査基準を満たしている場合にも、他のMOOC及び SPOC開発、研究プロジェクトの都合で実施時期等を相談させていただく場合がございます。
教育革新センター オンライン教育部門
Ext.: 3445
Email: oedo@citl.titech.ac.jp